水曜日 nousaku チーズ講座 3回目
- 2010年03月11日 (木)

3回目は、ハードチーズ&イタリアチーズです。
右より
● ペコリーノ・ロマーノDOP
歴史的にイタリア最古のチーズです。
羊乳で作るチーズを総称してペコリーノと呼び、ロマーノはローマ近郊で作られたことを表しますが、現在は大半をサルディーニャ島で生産しています。
羊乳のシーズンに従い、ロマーノ造りは、11月から翌年の6月末までの8ヶ月間。
● グラナ・パダーノDOP
「パルミジャーノ・レッジャーノ」と同じ形をしていますが、「パルミジャーノ・レッジャーノ」に比べると
風味もまろやかでデリケート、バターのような風味があります。
また、価格もリーズナブルでパスタをはじめ様々なお料理に使えることから
「キッチンのハズバンド」と呼ばれている程。お好みのお料理にたっぷりとご活用下さい。
● ボーフォールAOC
反り返った側面が特徴で、高さが12cm以上重量も40kg超の大型チーズです。
この種のチーズの中でも、外観から容易に見分けられることができます。
味は、長期熟成タイプに見られる白い結晶からも深いコクをかもし出しています。
アルプスの山の高地で作られる山の代表チーズで、プリンスの気品さも持ち合わせています。
今回は、「ボーフォール・アルパージュ」 標高1500m以上の山で家畜が
若草を食べて育つ夏の放牧期食のミルクで作られるのでその味わいは格別。
●モルビエAOC (Morbier)
コンテを造った後の残ったカードと翌日のカードを合わせて造ったのがはじまりです。
チーズの中心に黒い線が横に走っているのが特徴。
これは前日のカードを一晩保存するときに虫が着かないように、チーズ製造の銅鍋の
底についたススを表面に塗り、その上に翌日のカードを重ねて造ったからと言われています。
現在はその意識も薄れていますが、このチーズの伝統的なスタイルとして線は残されています。
● プロボローネDOP
元々は南イタリアで作られていましたが、今では主に北イタリアで作られています。
南イタリア ナポリの言葉で、ボールを意味する「プロヴァ」から名づけられました。
その名の通り、以前はボール形に作られていましたが、今ではソーセージの形や
洋ナシ形など色々な形があります。
若いうちはミルキーな味わい。引き締まっていて、弾力があります。
加熱するとよく伸びて、なめらかに溶けるので、料理に使うのもおすすめです。
●モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナDOP
(Mozzarella di Bufala Campana)
ナポリ近郊の湿地帯では昔から水牛が生息し、モッツァレッラも本来は水牛がルーツです。
水牛は頭数も作乳量も少なめで高価ですが、本物ならではのミルキーさが魅力です。
盛付けは、先日と同じギヤマン陶。
この器、今回の東京見て回りで、2軒のお店で遭遇しました。

生徒さん手作りのパンも、とてもチーズに合い、
スプマンテで今宵も楽しいひととき。
生徒さんが一ヶ月後を心待ちにされていること
とても嬉しく思いますが、実は私が一番望んでいる・・・
前向きな生徒さんばかりで、ほんと、刺激されています。
ありがとうございます。
6回でコースが終了してしまうので、「落第して、また通いたい」との
声もあり、嬉しい限りです。
日曜日コースと水曜日コースの、どちらのコースの方々も
絶対に感性が合うと思うので、みなさん合同でチーズパーティも
できたらいいなぁ ・・・なんて思っています。
ソムリエさんも数名いらっしゃるので、「チーズ&ワイン」の講座も・・・
いろいろな楽しいこと、頭に浮かびます♪
このブログで、その様子を紹介できるといいですね。
お土産プロジェクト モニター会
- 2010年03月10日 (水)
頭の切り替えが出来ていない状況で、ぼーっとしています。
東京食べ歩き、見て回りの報告をと思っていましたが、
今日は、水曜チーズ講座の日でした~
資料準備やら、しつらいの準備やらで、
ブログにゆっくり時間をかけれません。 ^_^;
まずは、お土産プロジェクトモニター会に参加してくださいました
メンバーの方々に、お礼を・・・
東京は小雨の降る、とても寒い日でした。
そんな中、ちょっと便の悪い場所までお越しいただいて
みなさんの貴重なご意見を頂戴したことに 感謝いたします。

モニター会の様子。
いろんな年代にグループ分けされ、様々な意見が出ましたね。
このプロジェクトがいい方向に進んでいくこと 願います!
とりあえず、帰ってきたという報告です
- 2010年03月09日 (火)
ふきのとう
- 2010年03月07日 (日)
ワインの勉強 そのⅢ
- 2010年03月06日 (土)
久しぶりに、ワインの教本を開きました。
こんなことでは、なかなか身に付きませんね。
定期的に勉強する日を決めましょう!
ちょっと、上達したところで、ボルドー地域別に。
最近、お店で飲んだワインやセラーに入ってるワインです。

メドック地区 Pauillac 左より
●「レ・トゥーレル・ド・ロングヴィル Les Tourelles de Longueville 2004」
メドック格付2級「CH.ピション・ロングヴィル・バロン」のセカンド
●「グラン・ピュイ ラコスト Grand Puy Lacoste 1997」
メドック格付5級
●「CH.ラトゥール CHATEAU LATOUUR 1993」
メドック格付1級
初めていただいた5大シャトーの「ラトゥール」 ご馳走様でした~♪

サンテミリオン地区 左より
●「ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー Virginie de Valandraud 2002 」
元祖シンデレラワインとして知られる、シャトー・ド・ヴァランドローのセカンドワイン。
●「CH.ボーセジュール CHATEAU BEAUSEJOUE 2004」
サンテミリオン格付第1特別級
●「クロ・バドン・ド・テュヌヴァン Clos Badon deThunevin 2004」
ヴァランドローのオーナー『ジャン・リュック・テュヌバン』が手がける、人気のワイン。
ネットを駆使して、やっとここまで。 ^_^;
ワインは、奥深い・・・ ということが理解できました!
出来上がりました!
- 2010年03月05日 (金)
裁縫部屋にこもってミシンをかけていると夫が部屋をのぞきにきました。
私がいなくなるかと思って (映画 「今度は愛妻家」みたい?)
たまに様子を見に来るのです。(笑)
裁縫をしているのをみて 「よく、仕事するなぁ。」 と感心していました。
自分では、仕事をしているという意識がないので 「???」
っていうか、自分の洋服だし!

今度(3月7・8日) の東京行きに着ていこうと思ってね。
この性格は母譲りで、母は家族旅行へ出かける時には、
4人娘の為に、徹夜をしてでも お揃いの洋服を作ってくれました。
もちろん、母自分自身の洋服も作ってたよ!
私もそれは受け継いでいて、息子二人のセーターは
手編みでお揃いでした。 帽子や手袋も手編み。
簡単な洋服やパジャマも手作りしてましたね。
アイスクリームやクッキーのお菓子も手作り。
息子達は小さくて覚えていないと思うけど、
そうだったんだからね!と、おしつけがましい母。(笑)
それに、今日はたっぷり睡眠(8時間半)をとったので
(いつもよく寝ているんだけど・・・ 今日は特に)
日中は休み無しでフル回転。
夫には、休み無しで働いているようにみえるらしい。
私の休憩は、まとめて夜の睡眠なんでしょう。
洋服が仕上がったことだし、今からちょっとワインのお勉強を始めま~す。
これも、お仕事と言えば、お仕事なのかな?
ワインを覚えれる楽しいお仕事ですね。
RURU 二度目の訪問
- 2010年03月04日 (木)
前回は、夫が運転手で、私だけが生ビールをいただいたので
今度は、一緒に飲めるようにと、歩いて出かけました。
能登産の牡蠣。 プリップリ♪

砂肝、鶏皮、イカゲソのバター焼き。 つまみにいいです~

ねぎ焼き。 牛スジとコンニャクが入っています。

豚玉。 チーズトッピング!

焼きうどん。

あと、デザートにアイスクリーム。
いつもながら、食べ過ぎ。 ^_^;
マジで、胃袋を小さくしたいのですが・・・
おひな様巡り
- 2010年03月03日 (水)
春の展示会
- 2010年03月02日 (火)
日曜日 nousaku チーズ講座 4回目
- 2010年03月01日 (月)
4回目は、青カビタイプチーズ&スペイン・スイスです。

右より
●ロックフォール AOC (Roquefort)
世界三大ブルーチーズの一つです。
あとの二つは、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトン。
2000年以上の歴史を持ち、ピッリとした風格のある男性的な味わいはチーズの
愛好家をとりこにしています。
●ゴルゴンゾーラ DOP (Gorgonzola)
このチーズには、ドルチェ(甘口)と ピカンテ(辛口)があります。
リゾットに入れたり、ゴルゴンゾーラソースを作ってパスタにかけるなど料理に
使われることが多いです。
●ケソ・デ・バルデオン IGP (Queso de Valdeon)
スペイン北部地方は、ブルーチーズを作り出すのに不可欠な自然環境条件を供えた
洞窟がたくさんあります。
カスティーリャ・レオン産の塩水に漬けた楓の葉に包まれているのが特徴で、
しっとりとして、口の中で深みのある芳醇で濃厚な味わいがあります。
●イディアサバル DOP (Idiazabal)
フランスとの国境バスク地方及び、ナバラ地方の北西部で作られている羊乳製
チーズ。 羊のミルクの甘みと酸味、そして軽いスモーク香が楽しめます。
使用するミルクはラチャ羊やカランサナ羊といった土地の羊の無殺菌乳のみ、
凝固剤は小羊の塩漬けを使うなど、厳しい規定のなか造られています。
●ケソ・マンチェゴ DOP (Queso Manchego)
スペインのチーズとしては最も知名度が高く、あのセルバンテスの伝説的作品
「ドン・キホーテ」の中にも登場しています。
熟成15ヶ月の凝縮された羊乳の旨味と甘さ、ほんのり漂うナッツの香りが楽しめます。
側面の模様は、エスパルトという茅の一種を編んだ帯で巻いて成型したために
付きましたが、現在はプラスチックのモールドで付けられています。
●ラクレット (Raclette)
「ラクレット」という言葉の意味は‘削り取る’(ラクレ)であって、もともとは暖炉や
専用のオーブンでチーズを溶かして、その部分をそぎ取ってジャガイモなどに添える
チーズ料理の名前だったものが、チーズ名になりました。
表皮を洗う過程があるのでウオッシュタイプのような匂いがします。
しっとりと柔らかめでミルクの甘みとナッツのような風味を感じることができます。
以下の2個は写真には写っていませんが、スイスのチーズ2個。
こちらは、バケットに2種類乗せてオーブントースターで。
市販のとろけるチーズとは全然違いますよ!
●エメンタール AOC (Emmental)
トムとジェリーのおかげですっかりおなじみになった穴のあいたチーズ。
グリュイエールともにスイスの代表チーズでスイスでは「チーズの王様」と
呼ばれています。 世界で一番大きく、サクランボ大からクルミ大の「チーズアイ」と
よばれる気孔が特徴。 グリュイエールとともにフォンデュに欠かせません。
●グリュイエール AOC (Gruyere)
エメンタールと並んでスイスの代表チーズでスイスでは「チーズの女王様」と
呼ばれています。 クリーミーでコクがあり、フォンデュに使います。
チーズ料理の万能選手でチーズフォンデュやキッシュ、またオニオングラタンスープ
などに欠かせない存在。

チーズを+FUNさんで買い求めたお皿に盛りつけてみました。
下尾デザインさんのトレイも重宝しますね。
長い器は大人数の時に、使い勝手がいいわ!
スペインのCAVAで乾杯♪
昨晩は、みなさんほろ酔いでしたね。
では、また来月~





