目の保養

茶会のお道具は、ほんと 目の保養。
美術館へ出向く様なものです。

昨日の富美茶会の会場である「富山美術倶楽部」は
松川に面していますので、点心席からは
この様な眺めなんですよ~


点心を いただいてから、本席に入りました。


床には、伊藤若冲を 思わせる軸が ・・・
「まさか」と思っていたところ、本物!でした!
御席主に 御了解いただき、撮影させていただきました。



香合は「仁清」
菓子器は「初代 柿右衛門」
というように、半端無いものばかり。

小間にセッティングされたお道具は
古いものでありながらモダン。
センスが伺われます。
脇床の「傭」にも うっとり。

副席の見立ても その方の個性が表れますね。
釣釜でしたので、蓋置を五徳にされたりと
それぞれに ストーリーがあるのが、
コーディネートの勉強になりますね。

お点前も お運びも 全て男性ということからか
直径 40cm もある豪快な水指にも 納得がいきました。


お客様の9割の方が、柔らかものの お着物を
お召しになられていて、私も いつかはお着物で と
思いを馳せる茶会でした。
 
 

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