水曜日 nousaku チーズ講座 3回目

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3回目は、ハードチーズ&イタリアチーズです。
右より
ペコリーノ・ロマーノDOP
歴史的にイタリア最古のチーズです。
羊乳で作るチーズを総称してペコリーノと呼び、ロマーノはローマ近郊で作られたことを表しますが、現在は大半をサルディーニャ島で生産しています。
羊乳のシーズンに従い、ロマーノ造りは、11月から翌年の6月末までの8ヶ月間。

グラナ・パダーノDOP
「パルミジャーノ・レッジャーノ」と同じ形をしていますが、「パルミジャーノ・レッジャーノ」に比べると
風味もまろやかでデリケート、バターのような風味があります。
また、価格もリーズナブルでパスタをはじめ様々なお料理に使えることから
「キッチンのハズバンド」と呼ばれている程。お好みのお料理にたっぷりとご活用下さい。

ボーフォールAOC
反り返った側面が特徴で、高さが12cm以上重量も40kg超の大型チーズです。
この種のチーズの中でも、外観から容易に見分けられることができます。
味は、長期熟成タイプに見られる白い結晶からも深いコクをかもし出しています。
アルプスの山の高地で作られる山の代表チーズで、プリンスの気品さも持ち合わせています。
今回は、「ボーフォール・アルパージュ」 標高1500m以上の山で家畜が
若草を食べて育つ夏の放牧期食のミルクで作られるのでその味わいは格別。

モルビエAOC (Morbier)
コンテを造った後の残ったカードと翌日のカードを合わせて造ったのがはじまりです。
チーズの中心に黒い線が横に走っているのが特徴。
これは前日のカードを一晩保存するときに虫が着かないように、チーズ製造の銅鍋の
底についたススを表面に塗り、その上に翌日のカードを重ねて造ったからと言われています。
現在はその意識も薄れていますが、このチーズの伝統的なスタイルとして線は残されています。

プロボローネDOP
元々は南イタリアで作られていましたが、今では主に北イタリアで作られています。
南イタリア ナポリの言葉で、ボールを意味する「プロヴァ」から名づけられました。
その名の通り、以前はボール形に作られていましたが、今ではソーセージの形や
洋ナシ形など色々な形があります。
若いうちはミルキーな味わい。引き締まっていて、弾力があります。
加熱するとよく伸びて、なめらかに溶けるので、料理に使うのもおすすめです。

モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナDOP
 (Mozzarella di Bufala Campana)

ナポリ近郊の湿地帯では昔から水牛が生息し、モッツァレッラも本来は水牛がルーツです。
水牛は頭数も作乳量も少なめで高価ですが、本物ならではのミルキーさが魅力です。

盛付けは、先日と同じギヤマン陶。
この器、今回の東京見て回りで、2軒のお店で遭遇しました。
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生徒さん手作りのパンも、とてもチーズに合い、
スプマンテで今宵も楽しいひととき。

生徒さんが一ヶ月後を心待ちにされていること
とても嬉しく思いますが、実は私が一番望んでいる・・・
前向きな生徒さんばかりで、ほんと、刺激されています。
ありがとうございます。

6回でコースが終了してしまうので、「落第して、また通いたい」との
声もあり、嬉しい限りです。
日曜日コースと水曜日コースの、どちらのコースの方々も
絶対に感性が合うと思うので、みなさん合同でチーズパーティも
できたらいいなぁ ・・・なんて思っています。

ソムリエさんも数名いらっしゃるので、「チーズ&ワイン」の講座も・・・
いろいろな楽しいこと、頭に浮かびます♪
このブログで、その様子を紹介できるといいですね。
 
 
 

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