チーズ講座 8回目

いつもながら、時間が速く過ぎていきます。
前回より、もう2週間が経ってしまいました・・・

8回目は、フランスのチーズ  ~ 東部・オーベルニュと南部 ~
この辺りのチーズは山のチーズといわれ、素朴なものが多いです。
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バノンAOC (Banon)
バノン・ア・ラ・フォイユと名前の『フォイユ』は、葉っぱです。 使用するのは栗の葉。
しかも何枚も使ってていねいに包み、Raphiaというヤシの繊維で結びます。
若いうちは組織は白くひきしまり、ほっくりした食感ですが、熟成するととろりと
やわらかく、濃厚になります。

ブルー・ド・ジェックスAOC (Blue de Gex)
ブルーチーズには珍しい側面がふくらんだ円盤状の形をしています。
ジェックスは、他のブルーチーズよりひときわ鮮やかなのです。味わいはやさしく、
マイルドさの中にほろ苦さを感じるのが、特徴です。そしてさっぱりとしています。

ボーフォールAOC (Beaufort)
アルプスの山の高地で作られる山の代表チーズで、プリンスの気品さも持ち合わせています。
今回は、「ボーフォール・アルパージュ」 標高1500m以上の山で家畜が
若草を食べて育つ夏の放牧期食のミルクで作られるのでその味わいは格別。

サレールAOC (Salers)
4月15日から11月15日の最も草の豊かな時にだけ作られます。 
2000年以上の歴史を持つ古いチーズです。
自然にできる表皮は茶色で荒々しいですが、中身はミルクの豊饒さを
感じさせる重厚な味わいがします。

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前回の涼しげな盛り付けとは、今回は打って変って秋の雰囲気。
チーズも素朴なので、この様な盛り付けが似合いますね。
 
チーズ講座も、あと、残り4回。
イタリア スカモルッツァ・アッフミカータ、ペコリーノ・ロマーノ 他
スイス・スペイン ラクレット、マンチェゴ 他
イギリス・ドイツ・オランダ他 スティルトン、ゴーダ 他
まとめ + ワイン

50種類くらいのチーズを食べたことになりますね。
皆さん、全部覚えているかしら? 
せっかくの知識が活かされるといいです・・・

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