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長男が「 10+1 web site 」に 《高岡のゲストハウス》を投稿。
一部、抜粋しました。

銅器

祖父母は 高岡の伝統産業である銅器製造を 生業としていたため、
家には 銅製の火鉢、香炉、文鎮、置物などが 残されている。
さらに 座敷にある 木彫が施された欄間や雪見障子は、家族にとっては 懐かしいものである。
既存の塀や外壁、土間に使われていたタイルや石なども 庭の舗装として再利用する。
新品の建物を望むならば、これらは古くさくて、ノスタルジックすぎるかもしれない。
しかし 家に残された銅器は 高岡の町の伝統産業を、欄間や雪見障子、庭は家族の記憶を
生き生きと語るアクターとなるのである。これらのモノを 廃棄するのではなく、
引き継いでいくことが、歴史や時間のなかに 私たちが生きていることを 感じさせるはずである。

・・・・・

「スクラップ アンド ビルド」的な 建築ではなく、
この様な 建築の提案は、これからの建築だと 私も思います。
 
 

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