伊豆高原まで
- 2012年11月18日 (日) 16:08
- BLOG | 器・金継ぎ | 室礼・建築・デザイン | 東京
三日目は、「スーパービュー踊り子号」で
伊豆高原まで お出掛けです!
たくさんの写真を撮りましたので、どの様に ご紹介しましょうか ・・・
今日のブログは、組立てが大変!
伺った先は、骨董コレクターのお宅です。
まずは、玄関の室礼。
アフリカ、英国、他の見立てです。
お花は、ホトトギス 日本。

階段へ通じるスペース。

室内に入ると ・・・
相模湾が一望。 
伊豆大島が見えました!

景色だけでも 感動なのに、
この好みの品々で埋め尽くされた室内にまた感動!

李朝の棚に 逸品を。

モノが溢れているのに、ひとつひとつが本物なので
雑多に見えません!

桃山時代と言ってらしたはず ・・・
たくさんの品々をご紹介されたので、こんがらがっています。 (-_-;

魯山人だったはず ・・・

イタリアのモダンな花器に。

お花も 至る所に 飾られていますね。

うっとりと室内を見回していると、奥様の手料理でおもてなし。
私に合わせて、泡とチーズをご用意してくださいました。
目の前には、海しかありません!

次から次へと、CAVAに合うお料理が。

もっぱら会話は器のこと。
魯山人、白洲正子、浜田庄司、芹沢圭介、益田鈍翁 ・・・
凄い方々のことばかり。(>_<)
銀座ギャラリー無境の「故 塚田晴可」氏の話題も。
亡くなられても こうして話題に登場されるのは
塚田さんも喜んでらっしゃるかしら?
私が 金継ぎを習おうと思っていると話すと
こちらの志野茶碗を見せてくださいました。

欠けた器を継ぎ合わせる「金継ぎ」ではなく
違う陶片を組み合わせて一つの器を作る「呼び継ぎ」です。
かけらごとに色が違っていますね。
これも 「志野 呼び継ぎ」です。

ゆっくりと食事を済ませ、地下の倉庫を見せていただきます。
階段には、キャンドルスタンドです。
インド、日本、もう一つは 忘れました。 (-_-;

階段 踊り場にも。 家じゅうが すべて 展示場ですね。

地下室の ほんの一部です。

このアイアン いいなぁ ・・・

レースのような照明カバー。

お庭に出て、離れの茶室。

あぁ ~ ~ ~
いまだに、写真を見て放心状態になるくらい。
80歳台前後のご夫婦に
究極の暮らしを 教えていただきました。
これからの私にとって 大事な一日。
お連れいただき、本当にありがとうございました。
 
 
Comments:4
- 木の花 12年11月18日 (日) 16:28
- 
もう一つはイギリスですよ。。。 ^^ 
- 194 12年11月18日 (日) 18:12
- 
木の花 さん 
 そうでした ・・・ イギリスでしたね。
 とても心に残る一日を、ありがとうございました。
 5月にまた伺えることを祈ります!
- tomo 12年11月22日 (木) 21:14
- 
本当に… 
 ため息が出るほど素晴らしいです…
 飾る方が違うとこうも引き立つのですね…
 ふと…
 曽祖父がこまごました骨董を集めていたのを思い出しました。
 私が引き継いで大事にしたらこんな風に「愛されるものたち」
 としてまた輝いてくれるのでしょうか。。なんだかいろいろ考えさせられるエントリでした…。 
- 194 12年11月23日 (金) 10:34
- 
tomo さん 
 お若いのに、この良さが分かるのですね!
 こちらのご夫妻の娘さんが、まったく興味がないと
 残念がってらっしゃいましたので、
 tomo さんが曽祖父様の骨董を大事にしたいというお気持ちを
 大切にしてくださいね~